私からすれば「いいと思った国しか行ってないんだから,全部良かったに決まってんだろ!!」と答えたいところですが,そんなことすると間違いなくムラハチにされるので,この手の質問への一般的な答えとして「イタリアかスペイン」と申しているところです。
一回目の訪問した時は,マドリード(ソフィア王妃芸術センター,マヨール広場)→コルドバ(メスキータ)→グラナダ(アルハンブラ宮殿)→バルセロナ(サグラダ・ファミリア,グエル広場)という有名観光地をメインに回りました。
全部A380。
さすがローンチカスタマー。
ここでのトランジットが7時間近くあるので,
前から行ってみたかったブルジュ・ハリファへ。
まずはメトロ。
メトロといっても、ずっと高架なのでどちらかというとタイのスカイレール。
切符。
ちなみにこの切符もあとの食事も全部カード使えたので、
ドバイでは一切両替しとりません。
見えた!ブルジュハリファ!
ドバイモール駅で降りる。
ウェルカム・トゥ・ドバイモール。
モール内。とにかくデカイ!
紀伊國屋あるやんけ!
この紀伊國屋、漫画以外にも…
フィギュアにプラモにとにかく日本のオタグッズが充実しすぎていて
思わず笑いが出てしまいました。
しかし値段はべらぼうに高いです。
このスーパーロボット超合金マジンエンペラーが21K!?嘘やろ!?
海外への輸送費のことを考えても、これは高すぎでは…
こんなフィギュアシリーズあったんですね。
紀伊國屋は一個置き、ブルジュ・ハリファエントランスへ。
駅から徒歩約30分。長い!
ようやく到着。ネット予約済。、
建設時の写真。
そしていっきに最高層へ。
おおー!
アラビア湾!
高速のJCTも!
眼下には青々しいプール!
さっき降りたドバイメトロの駅!
ビル街の向こうは砂漠…
屋外テラスもありますがアツゥイ!(35℃)
人工建造物で世界一高い建物ということでギネス証明書。
今まで台北101,NYのエンパイアステートビル,シカゴのウィリス・タワーと歴代高層ビル群に登ってきましたが
ようやく現時点での最高峰であるブルジュ・ハリファを制覇しました。
なお,ブルジュ・ハリファを超えるビルがサウジアラビアで建設中らしいですが,
つくづくアラブ人は高層ビルが大好きですね。あと中国人も。
でも昇っておいてなんですが、周りにそんなにビルが建っていないこともあって、
NYやシカゴに比べると摩天楼感はなくて、景観的にはあまり面白くないですね(辛辣)
ひとしきり見て下山。
建設現場を模型で再現した展示。
今度は外に出てビルを見上げてみます。
さき上から見下ろしていたプール。暑すぎて飛び込みたい…
この威容っぷり。さすが世界で唯一の800m超えビル(当時)。
自撮りで天道総司ごっこなんかした後撤収。
街中。
こんな気温の中、建設作業…熱中症にキヲツケテネ!
またドバイメトロに乗って空港へリターン。
空港で再びチェックインして,マドリード行きの便に搭乗。
マドリード・バラハス国際空港に到着。
メトロに乗って空港近くの宿へ。
本日はこれにて終了。
明日からスペイン&ポルトガル大周遊よ。
〇4月28日!
今日は列車に乗って早速地中海沿岸の町,アルヘシラスへ向かいます。
昨日も乗った地下鉄。
車内。
そしてさらにスペイン国鉄renfeの近郊列車に乗り換え。
マドリードのメインターミナル,アトーチャ駅に到着。
長距離列車用のホームは別口なのでそこへ向かいます。
荷物検査場を経て待合室へ。
同じように約8年前,ここからAVEに乗ってコルドバに行きました。
8:35分発のアルヘシラス行きのホームがなかなか表示されない…
どのホーム行けばいいのか分からんですよ。
やっと出た。
アルヘシラス行きアルタリア。
軌道変換が出来るタルゴタイプの車両です。
車内。
進行方向窓側ヤッター!
さらばマドリード。
今回スルーして申し訳ない。
AVEの車両基地。
車両基地って男の子の味だよな。
いつのまにか足元に犬!
欧州はケージに入れなくてもいいんですね。
さすがにAVEよりは一足遅いですが,それでも同じ高速線を走っているので早い早い!
8年前降りたコルドバ駅。
高速線を降りて機関車を付け替えて在来線へ。
今までに比べると随分ノロノロです。
それしても天候が優れませんなぁ。
今まさに地中海に向かっているというのに…
着いたころに晴れてればいいけど。
というわけで,マドリードからおよそ5時間かけてアルヘシラスに到着。
アルヘシラス駅。
むっちゃ土砂降りやんけ!!
これはもうホテルにチェックインするしかないです。
本当は今日中にジブラルタルに観光に行く予定だったのですが
こんな天候ではどうしようもないので,ホテルで時間を潰すことに。
妖怪ウォッチじゃん。
少し小降りになったところで,夕食を食べに外出。
最初に入った店で,店員から「フード?ドリンク?」と聞かれて
「フード」と答えたら「やってない」みたいなことを言われて追い出される。
なんやねんこれ?とガイドブック見たら,スペインはディナーは19時からで
それまではディナーは提供されず,飲みとタパス(おつまみ)の時間ということで
今度はバルに入って,ビールとタパス数皿を頼んでみる。
おつみまみ5皿とビール3杯で1000円ちょっとっておかしない?
というわけで今日はこれまで。
〇4月29日!
今日はフェリーに乗ってジブラルタル海峡をわたって、対岸のアフリカ大陸スペイン領セウタに向かいます。
早朝ホテルを出発してフェリーターミナルへ。
フェリーターミナル到着。
例によって予めきっぷは手配しているのでそのままブリッジへ。
セウタ行きフェリー。
船内。
出航。
埠頭に並ぶフェリーたち。
でっかいコンテナ船。
しかし今日も天気が優れませぬなぁ
ジブラルタルの先端,エウローパ岬。
とにかく波が高くてそれなりに大型の船なのに揺れる揺れる。
ここは本当に地中海ですか?
あまりもの揺れっぷりに,厨房の方からガシャーン!と食器が割れる音がするし…
後ろの姉ちゃんは吐きそうになってるし…
地中海は大好きですが、さすがに海の藻屑となって散るのは嫌です。
落ち着かない1時間あまり,ようやく対岸が見えてきました。
あれがアフリカ大陸…セウタの街。
到着。
人生初のアフリカ大陸上陸です。
フェリーターミナル。
ここセウタはスペイン領なので入国審査なしでやってこれる街です。
周囲はモロッコで、よくアフリカ側から検問を突破してセウタに流れ込んでくる不法入国者がいるようです。
手軽に来れるアフリカということでやってきたわけですが,
こちらもご覧のとおり大雨。ホントにここは地中海ですか?
とりあえずせっかく来たので街中を散策。
サン・フェリペ壕。
街を守るために作られた防衛設備です。
アフリカ聖母教会。
近代的なショッピングモールも。
何ですかねこの像は?
「邪魔やこの柱!」と云わんばかりにこじ開けてますが…
ゆっくりどこかのテラスでティータイムといきたかったのですが
こんな雨ではどうしようもないので,早々にフェリーターミナルに帰還。
こんなところにジャパニーズ新幹線。
予定より早くフェリーに乗ってアルヘシラスへ帰ります。
滞在時間2時間くらい。その内アフリカ大陸にはちゃんと行きますんで…
アルヘシラス入港。
お、ちょっと晴れてきましたね。
予定より早く帰ってきたので,昨日行けなかったジブラルタルに向かいます。
バスターミナルから,ジブラルタルの隣の町ラ・リネア行きのバスに乗ります。
ジブラルタル湾沿岸を走って…
ジブラルタルの隣町、ラ・リネアに到着。
ここから徒歩でジブラルタルへの出国検査場へ。
ジブラルタルは英国領なので,当然ちゃんと入国審査があります。
UK本国の審査に比べたら緩いものですが。
入国審査を終えてジブラルタルに入国。
いきなり空港を横切る道路。
狭いジブラルタルの領土なので、苦肉の策でこんなことになってますが面白いですね。
空港ターミナル。
ブリティッシュエアーの航空機。
空軍機も配備。
ウェルカムトゥージブラルタル!
あれがジブラルタルを代表するザ・ロック。
あの石灰岩の一枚岩の周囲に堆積物が集まって出来たのが,このジブラルタルなのです。いわゆる陸繋島。
地中海への出入り口の海峡にある重要な拠点ということで,
昔から争奪戦が繰り返されてきた場所ですね。
そして先の遥か未来、宇宙世紀の時代にはマスドライバーを巡る戦いが繰り広げられると…
メッメドーザ好きです。
UKらしく赤い2階建てバス。
そして赤い電話ボックス。
おおー,いかにも地中海沿いの街っぽい。
こんな狭いところで何やってんですかね?
ザ・ロック頂上行きのロープウェー。
しかしあいにく風が強くて運休中。
ならばバスで岬の先端に行ってみる。
セマァイ!
対岸はアルへシラス。
到着。
ジブラルタル海峡を一望。
背後にはザ・ロック。
要衝なので当然砲台もあります。
再びバスに乗って帰還。
降りて入国審査ゲートまで街中を散策しながらリターン。
豪華客船を改造したカジノ。
また滑走路を横切る。
このEROSKIってスペインのスーパー、国境を越えてジブラルタルまで出店してるんですね。
出国。
スペイン側に戻ってきました。
ラ・リネアのバスターミナルから再びアルヘシラスへ帰還。
いやー、晴れて良かったです。
適当に入ったバルで夕飯。
スペイン料理は何食っても旨いですね。
せっかくなので店をはしごして別のバルへ。
赤ワインと何だかよく分からんの適当に頼んだら出てきたのは…カタツムリ!
フランス料理とかで出てくるエスカルゴと違ってちっちゃいの。
日本でそこいらにいそうなカタツムリで最初見たときはオエってなりましたけど、
なんかスナック感覚で全部喰っちゃいました。
というわけで就寝。
〇4月30日!
今日はスペイン南西部の港湾都市カディスを経由して、スペイン南西部最大の街セビーリャを目指します。
まずは早朝の高速バスを乗りにバスターミナルへ。
カディス行きのバス。
朝陽が昇り始めました。
「ジブラルタルに昇る…朝陽です!」
「百万円!クイズハンター…ハンターチャンスワン!」
途中モロッコのタンジェ行のフェリーが出ているタリファの街に立ち寄り。
たくさんの風力発電の風車。
年中偏西風が吹いている欧州ならではの発電ですね。
丘の上の白い街。
鉄道路線と並走。
不思議な雲。
そしてカディスに到着。
カディス駅。
ここからセビーリャまで線路がつながっているので、列車で向かう予定…だったのですが…
窓口に行くと、ボードに何故か全席自由席のはずの普通列車に「Sold out」という記載が…
係員に確認しても「駄目だね」という体だったので、「どうすんべ」と先のバスターミナルに戻ったところ、
ここからセビーリャにバスに出ていることが分かったので、それで行くことに。
普通列車にAVEまで停まってたカーディフ駅構内。
あー、列車で行きたかったなぁ。
随分と列車が停まってますがストライキかなんかだったんですかね?
メーデーは明日ですが…
無事セビーリャ行のバスの切符は取れたので、時間までカーディフの街を散策。
雰囲気は完全にイスラム圏ですね。
一足遅い朝食。
何故かショーケースに展示されていたわかめとわさび。
すだれと海苔もあるし…手巻き寿司でも作れってか?
時間が来たのでバスターミナルへ。
セビーリャ行きのバス。
湾を越えて高速道路を疾走。
セビーリャに到着。
トラムだ!トラムがいるぞ!(ワーワー
これに乗ってホテル最寄の駅まで。
ホテル。
吹き抜けになっていて,如何にもイスラム風。
こういう雰囲気大好きよ。
荷物を置いて早速観光開始。
まずは大聖堂から。
ゲェー!並んでるー!
まあ、ここまで来たら私も並ぶしかないですが。
私の後ろに並んだ日本語がしゃべれる中国人のおばちゃんと駄弁りながら時間を潰して
いうちに入場。
大聖堂内部。
コロンブスの棺です。
この人別にセビーリャで亡くなったわけでもないのに、何でここに棺があるんですかね?
聖杯?
大聖堂に併設されている、ミナレットを改造した鐘楼『ヒラルダの塔』に登ります。
徒歩でひたすらグルグル、らせん状に昇って到着。
セビリア市街地。
あんな感じのテラス、うちにも欲しいですね。
もともとモスクだったのをレコンキスタで奪還した後、大聖堂として改造されたとのことですが,この中庭がいかにもイスラムっぽいですね。
突然鳴り出す鐘。ビックリした…
空飛ぶ鰐。ナニコレ?
これが塔図解だ!
降りて今度は下から見上げます。
先,上から見ていた庭園。
この噴水いかにもイスラムっぽい。